透析食
Dialysis diet

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透析における食事療法

機能が落ちてしまった腎臓は、服薬や血液透析だけではその働きを補うことができません。
身体の健康を保つためには、腎臓にかかる負担を減らしながらも、必要なエネルギーを十分に摂取するための食習慣がとても大切です。

  • 透析食の見本
  • 食事会場
  • point01

    エネルギーを十分に摂取する

    1日3食が基本、塩分、リン、カリウムの少ない食事を必要量しっかり摂るようにしましょう。足りないエネルギーは、油類や砂糖類を使って補うこともできます。

    point02

    タンパク質を適量摂取する

    不足すると体力・筋力の低下、摂りすぎると尿素窒素・リンが上昇します。

    point03

    塩分は控えめにする

    塩分は、1日6g未満です。摂りすぎは、むくみや血圧上昇などにつながります。

    point04

    リンとカリウムを摂り過ぎない

    リンが多いと、骨折・かゆみ・動脈硬化を引きおこす原因となります。カリウムが多いと口や手足のしびれ、心停止の原因にもなります。

    point05

    栄養バランスの良い食事をとる

    透析食の食材は制限が多いですが、食べてはいけない食材は殆どありません。上手にカリウム抜きや減塩をすることで、美味しく食事をすることができます。

  • 食事の様子① 食事の様子②
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当院の食事の特徴

当クリニックでは「どんな人もおいしく食べられる透析食」を目標に、患者様に 喜んでいただける食事作りをめざしております。
給食管理の基本である「安心」「安全」を心掛けて衛生管理を徹底し、 管理栄養士と調理師の緊密な連携のもとに、食材や調理方法を工夫して調理しています。
加えて、アレルギーや嗜好性・食事形態など、患者様のニーズにお応えしながら、 病院食の枠にとらわれない食事提供に取り組んでおります。

  • 食事風景
  • 食事会場
  • 透析食の提供について

    管理栄養士が考案したレシピをもとに院内の厨房で調理し、出来たての透析食を患者さんに提供しております。
    また、適温での提供ができるように、温冷配膳車を導入しております。

    料金は1食800円(税込)となります。

    昼食と夕食を、以下の日程でご提供しております。

  •  
    昼食
    夕食

    ●:食事あり -:食事なし

    ・昼食:月曜日から土曜日まで毎日ご提供します。
    ・夕食:月曜、水曜、金曜日にご提供します。

  • 栄養指導について

    患者様それぞれの病態に合わせて、日々の食事に関する相談・指導を行っています。
    当クリニック専属の管理栄養士が、透析食のことや普段の食生活についてアドバイスいたします。患者様ご本人はもちろんのこと、ご家族の方も相談にお応えしております。お気軽に管理栄養士まで声をおかけください。
    当クリニックでの診療や栄養士への相談、また透析食を通して患者さまの健康をサポートします。

  • 栄養指導の様子